秘境のリゾート島「カモテス諸島」
こんにちはー!インターンのゆりあです!
最近セブ島が暑すぎて、そろそろ地元北海道の涼しさが恋しくなってきてます!
すごく過ごしやすい環境で育っていたんだと実感し、北海道で産んでくれ、育ててくれた両親に感謝すら覚えて来てます。
ですが、ここフィリピン、セブ島には北海道にないものが沢山あります。
年中無休で照りつける太陽!
終わらない夏!
透き通る海!
白い砂浜!
色鮮やかなお魚たち!
ゆっくり流れる時間!(完全に私の感覚)
私、先週のホーリーウィーク期間に訪れた島で、それらを十二分に満喫し、疲れを癒して来ました。
そしてその島、ぜひ皆さんが日本に帰国するまでに一度は訪れて欲しいと心から思いました。
なので今回は、そんな最高に美しい島、「カモテス諸島」を紹介したいと思います!
カモテス諸島(Camotes Islands)
いい意味で、私は「何もない島」と表現したいです!
手のつけられていない自然の中で静かにゆったりとした時間を過ごすことができる、そんな島です。
観光客もそんなに多くはない印象なので、より静かに過ごすことができます。
フィリピン中部ビサヤ諸島の中央部、レイテ島とセブ島に囲まれた小さな海域カモテス海に浮かぶ4つの島からなる諸島を「カモテス諸島」と呼びます。西からパシハン島(別名:サンフランシスコ島)とポロ島は舗装道路で繋がっており、この2つの島に主に観光スポットとなる場所や、小規模な宿泊施設が集まっています。
今回私は一番西にある「サンフランシスコ島」の観光スポットをいくつか回って、北西にあるエスペランザという地域で一泊して来ました!
もちろん朝早くから出れば日帰りでも楽しめますが、できるのであれば一泊して一夜をこの自然と共に過ごして欲しいなと思います♪
セブ島からカモテス諸島へレッツゴー!
セブ島からカモテス諸島に行くルートは2つあります!
- ルート1:セブシティーからダナオを経由してサンフランシスコ島に入る
- ルート2:セブシティーから直行でポロ島に入る
私はルート1の方法で行ったので、ルート2は簡単な紹介だけしておきます。
どちらもカモテス諸島に行くにはフェリーに乗らなければなりません。
ルート1:ダナオ経由でサンフランシスコ島(コンスエルノ港)へ
ダナオ港に行くにも、行き方はいくつかあります。
- セブシティー内にあるノースバスターミナルからバスに乗る→50ペソ
- タクシーを貸し切る→交渉次第ですが、インターンのまおさんは値切って650ペソ!
私は①の方法で行って来ました。
大人数で行く場合、②の方法はとてもいいと思います。
ノースバスターミナル
「ダナオ行きたーい!」といえば、そこにいる現地の人や車掌さんがどのバスかを教えてくれるので、着いたら聞くことをオススメします。
むしろ、「どこ行くんだー!」とあちらから聞いてくれたりもします。
エアコン付きのバスでとっても快適でした!
※車掌さんに「ダナオ港で降りたい」と伝えておきましょう。必ず止まるとは限らないので。
まだ真っ暗な早朝に行っても売店が開いていたので、軽食にスナックなども買うことができます。
ノースバスターミナルからダナオ港まではだいたい1時間〜2時間程度で着きます。
私たちは早朝(4時30分頃出発)のバスに乗ったので、道も空いていて1時間ほどで着いてしまいました!
混んでいる時間帯だと2時間はかかってしまいそうですが、普段だと1時間半ぐらいで着くと思います。
ダナオ港
5時半頃についたダナオ港、涼しくて、海の香りがして最高に気持ちが良かったです。
チケットを買う場所は一箇所なので、列に並んで順番を待ちましょう。
コンスエルノ(Consuelno)港行きのチケットを購入します。
チケット購入後に、ターミナルフィーの支払いに移ります。購入場所はスタッフさんが誘導してくれるので安心です。
エアコン無:200ペソ エアコン付:220ペソ
ターミナルフィー:5ペソ
フェリーに乗っていると、海風が気持ちよくとっても涼しいのでエアコン無しでも問題ないと思います!日中で日焼けが気になる方は、エアコン付きだと船内になるのでそちらを購入することをオススメします。
個人的には、エアコン無しで行くことを俄然オススメしますが!!
綺麗な朝日と潮風とで気持良い出発を迎えることができます。
ダナオ港からコンスエルノ港までは約2時間ほどで着きます!
ルート2:セブシティーポート(Pier1)からポロ島(ポロ港)へ
サンフランシスコ島の隣、ポロ島にはPier1からの直行便が出ているみたいなんです!
タクシーの運転手にはPier1といえばわかるはずです。
宿泊や観光したいスポット、目的に合わせてこちらのルートを使うのもいいかもしれないです!
カモテス諸島での移動手段
港に着くと、たくさんの客引きさん達が
「どこ行くんだー!」「乗れーー!」「いくらだぞーーー!」
ってやってるので移動手段には困らないかと思います。
でも、事前に何で移動するかは決めておいたほうがいいです!
着いてからの移動手段は、主に3つです!
- レンタルバイク
- ジプニー
- トライシクル
私は2人で行ったので、トライシクルを1日貸し切って島を巡りました!
少し値切って、800ペソで連れ回してくれました!
宿泊もしたので、翌日朝のホテルからコンスエルノ港までの送迎もつけてもらいました。
人数が多ければ、ジプニーを貸し切って回るものいいですし、バイクに乗れるのであればレンタルして車の通らない道を気持ちよくドライブするのが最高だと思います!
サンフランシスコ島観光スポット
今回はサンフランシスコ島にある私が訪れた3つのスポットを紹介します!
1. Santiago Bay Beach(サンティアゴ・ベイ・ビーチ)
カモテス諸島で一番有名で綺麗なホワイトサンドビーチです!
海の透明度抜群です。
この日は天気も良くて、足をつけているだけでも気持ちよかったです。
携帯を手に突っ立っている私の姿がなんとも邪魔ですね。
小1時間ほどいると、潮の満ち引きを体験することもできます!
飲食できるスペースやお店もあるので、この景色を見ながらマンゴーシェイクを飲んだりして・・・ゆっくり時間を過ごすことができて「幸」って感じでした。
オススメ度MAXです。ここは外せないです!!
この周辺のホテルが取れたら最高です。
2. Lake Danao(ダナオ湖)
サンフランシスコ島の真ん中に大きくある湖も観光スポットの一つです。
泳ぐことはオススメしませんが・・・(してる人もいなければできるかも分かりません)
小さな船で湖に浮かぶ小さな島に行ったり、アヒルボートやプール、乗馬ができる場所もありました!
エントランスフィーは15ペソです。
友達と来て何かここでする!というものは特になく・・・
子供連れの家族で来ると楽しめるような場所かなという印象を持ちました。
フィリピン料理やピザなんかも食べれるところもあったので、お昼ご飯がてら来て、ゆっくりするのがいい!値段も高くなくてお手頃です。
そこまで、時間を使うような場所ではありませんので、短時間の滞在で十分だと思います!
3. Timubo Cave(ティムボ ケイブ)
ここはなんと泳げる鍾乳洞!!
エントランスフィーは20ペソです。
お金を払い、名前を書いて、いざ中へ!!
鍾乳洞というと白!!というイメージだと思うんですが、ここは黒かったです。
一番奥では、たくさんの人たちが泳いでいました。水着で入ってる人もいれば、普通の服のまま入ってる人もいました。
※注意点や準備
- 奥に着くまでの道中に、膝上まで浸かるような場所も通らなければならないので、濡れてもいい服装や、膝上まである服を着て行くことをオススメします。水着で行っちゃってもいいです!
- 道中は階段などが濡れていたりしたのですが、ビーチサンダルで歩いても滑ったりはしませんでした。ですが、階段が急な所が多いので、足元には十分注意してください。
4. 特別編 :地元の人と過ごす
泊まったホテルの近くを散策していたら、地元の人たちと仲良くなり、ビーチでパーティーするからおいでよ!と誘ってくれ、
私たち2人以外、観光客が一人もいない、地元の人しか知らないビーチでその日の夜は一緒にワイワイして過ごしました。
この日の夜に、時期外れの台風が来て大雨強風雷の中、砂浜に座ってみんなで飲んだのは一生忘れないです。とってもいい思い出です。
カモテス諸島からセブまでの帰り方!
これがなかなかに大変でした・・・
なのでスムーズにみんなが帰ってこれるように帰り方も簡単に紹介しておきます!
コンスエルノ港で行きと同じようにチケットを購入し、一旦ダナオ港に帰還します。(値段は行きと同じです。)
ダナオ港からセブシティまでの帰り方は3種類です。
- バス
- ジプニー
- タクシー
私たちはバスで帰って来ましたが、これが一苦労でした・・・
行きはダナオ港の目の前でバスが止まってくれますが、帰りは違うところでバスを捕まえなくてはなりません!!
この青い建物の前になります。参考までに。
ダナオ港から少し歩いて、メトロバンク前でCEBUと書いてあるバスが通った時に手を上げて止めなければなりません。
エアコンがついているかいないか、または座れるか座れないかも運次第です。
根気よくここで帰る手段を捕まえましょう!!!
ちなみに・・・
前夜からの台風の影響で船はほとんどキャンセルされ、カオスな状況でした。とんだホーリーウィーク最終日になったもんです!
溢れかえる人間・・・午後に出航するかしないかも分からない船のチケットを取るのも困難な状況・・・難民状態です。
しかし運が良いのか悪いのか、私たちと同じように観光に来ていたとっても親切なご家族が私たちの分のチケットも一緒にゲットしてくれました!!感謝感激雨嵐です。
まとめ
アクティビティいっぱーい!で遊び尽くせる島々に行くのももちろん良いですが
ぜひ、自然のままにこの常夏の地を楽しめるカモテス諸島には、日本に帰国するまでに1度は訪れて欲しいです!
そして、欲を言えば一泊してほしいです。
今回は台風が来て夜空を楽しむことができませんでしたが、本来ならば、風景を遮る高い建物のない満天の空に無数の星を見ることもできるそうで。
個人的には、心が癒され、さらには人の温かさを芯から感じることのできた旅行でした。
この自然がずーっと残っててくれたらいいなと心から思える、のどかなで綺麗な島でした。
あまり外に出ない私ですが、カモテスは必ずもう一度行きます。
それではまた。