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第26回CxRワークショップ「歴史を知ってもっと良き旅」

第26回 CROSSxROAD ワークショップ

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「あの人」の話がおもしろい・・・

 

初めて気がついたのは旅好きで集まって旅について語り明かしたトラベラナイト。

 

その後も週2でコンパクトに開催されているコミュニケーションの場「飲み部」で、「あの人」の話がおもしろいというのは聞いていました。

 

実は今回のワークショップは、そもそも、その「飲み部」の場で「あの人」が

みんなにおもしろい事教えちゃうぞ的な流れになる予定だったそうです。

 

が、我らが誇るクロスロード自慢のインターンで、飲み部部長でもある「あゆみ氏」が、「待てぇい・・・おもしろ話は飲み部だけでなく、みんなにシェアするべきっしょ!!」と持ち前のシェア精神を発揮し、「あの人」に提案してくれたおかげで、第27CROSSxROADワークショップという形で実現しました!

 

ワークショップの途中に「飲み部の宣伝」を挟んだりしていましたが、

今回の本当の目的がここ「飲み部への勧誘」ではない事を僕は信じています!

 

 

自己紹介が遅れてすみません。

クロスロード・ジョギン部(みんなでジョギングをする部)部長のダイスケです。

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過去、約3年間の旅行中に更新したブログの本数が6本という、超書き不精の僕なので、これが最初で最後になるかもしれませんが、

今回は私ダイスケが、先日7/4()に行われた

「第26 CROSSxROADワークショップ」についてお届けします。

 

 

目次

 

 

 

  

1. まさに神回!旅人に衝撃のワークショップ!!

 

世の中がどんどん便利になり、今や世界を旅している人は数多くいます。

僕もそんな内の一人で、妻と世界を旅行して周っています。

そんな僕にも妻にもとても良い意味で衝撃を与えてくれた今回のワークショップ。

旅好きにも、そうじゃに人にも衝撃的に面白い回でした!

世界に興味のなかった人も、これまで世界を旅してきた人も、

このワークショップをきっかけに、

生きているうちに絶対に行ってみたいというところができたのではないかと思います。

 

 

1-1 ワークショップのタイトルは?

 

「歴史を知ってもっと良き旅」

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皆さんは世界史は好きですか?

僕は正直苦手なイメージしかありません。

 

ただ、世界史を知って旅する事はきっと面白いのだろうなぁ~と

思ってはいるものの、苦手意識のせいか、

積極的にこれから行く場所の歴史を学ぼうとした事はありません。

 

そんな僕が、今回の講師「あの人」によってたったの1時間15分で

「世界史超興味ある人間」に変えられてしまったのです!!

 

 

1-2 講師「あの人」とは

 

・サポート校で世界史を教える

 

・ニックネームはMaeTTTeacherT

 

・教員資格も世界史を勉強した事もない

 

・っていうか世界史って超おもしろいじゃん!!

 

 

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通信高校サポート校と呼ばれる、

通信高校に在籍している生徒が学習支援を受ける場所で、

世界史の講師をしていたMaeT

 

実は教員資格を持っているわけでもなく、

その資格が必要無いということも通信高校サポート校で働き始めた理由の一つだそう。

 

世界史をほとんど知らない状態で仕事を始め、

最初は「とりあえず覚えてとりあえず説明したらえぇやろ」という感じだったそうです。

 

通信高校サポート校の生徒の中には元気あふれる「やんちゃguys」もたくさんいて、最初の課題は世界史を教えるよりも「どうやってら座らせられるんやろ?」と、テレビで見たことがあるようなクラスの状況だったそうです。

 

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それでも、「世界史を通して授業に引き込んだら私の勝ちや」と入念な準備をして授業を行っていたら、自身も世界史の面白さに気がつき、更に今まで興味を示さなかった生徒たちが、携帯から授業に意識が向いたり、自発的に意見が出てくるようになったのだとか。

 

 

うん、僕も聞いた事があります。

大人が面白いと思ったことに本気になったら、めっちゃ強い。

 

MaeTはまさにそんな人なのだろうと僕は思っています。

  

 

 

.え?そうだったの!? おもしろすぎる、知って得する世界史8

 

そんなMaeTが、クロスロードにはこれから世界を見に行く人がたくさんいるのに、歴史に興味を持たないで行くなんてもったい無い!と、面白い世界の話をたくさんシェアしてくれました。

 

 

2-1 マゼランクロスの歴史

 

文章下手な僕のせいで最初ちょっと硬いですが、

ちゃんとマゼランクロスに繋がるので頑張って読んでくださいね!

  

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15世紀に現ヨーロッパ諸国の勢力が強かった時代、

ポルトガルのバスコ・ダ・ガマが陸沿いに旅をして新たな地を発見していきました。

 

南に下っていく事でアフリカ大陸の最南端「喜望峰」に到達し、

陸沿いに上がっていく事で「インド」を発見しました。

 

バスコ・ダ・ガマさんの次の人かな?

誰かポルトガル人がそんな感じで行き着いたのが日本の種子島だそうです。

あの鉄砲が伝わった時ですね。

この時、彼らはそこが世界の東の果てだと思ったとか。

それで極東なんて呼ばれたりするのですね。

 

ポルトガルの人がアフリカ沿いに船で南下する際に、

陸沿いではなく大回りをした人たちがいました。

そしたら、その人たちは、たまたま現ブラジルに着いちゃったのだとか。

これがスペインやポルトガルによる南米の植民地支配のきっかけに。

ポルトガル語やスペイン語が多く話されているのもこれがきっかけになったのですね。

 

その後、僕でも名前を知っているイタリアのコロンブスがインドを目指して航海に。

この時ついた場所は現アメリカのあたりなのですが、先住民の肌の色などから、

コロンブスはインドに着いたと本気で勘違いをし、

先住民を「インディアン」と名付けたそうです。

 

その後、航海をしてその場所がインドじゃないことに気づいたのが「アメリゴ」さん。

この人の名前が由来でアメリカになったのですね~。

 

あとは太平洋を渡れば今でいう世界一周となるのですが。。。

ただ、当時はGoogle mapもなければ世界が丸いということもわかっていません。

そんな中太平洋を渡った人があの「マゼラン」とその仲間たち。

 

彼らが太平洋の航海の末、辿り着いたのがフィリピンだったのです!

ちょっと原住民の人と揉めちゃって戦になってしまい、マゼランは死んじゃいましたが、

生き残った人たちがヨーロッパに帰国し、世界一周を達成。

 

地球は丸いっぽい!!となったのだそうです。

 

この世界一周がなされていなかったら、

世界が一つの丸い星だということがわかるのはもう少し後のことだったかもしれない・・・

 

ちなみに、この時の世界一周。

200人くらい行って、帰ってきたのは18人だったそうです。

今世界一周がどんどん身近なものになっていってるけど、

このような事実も頭の片隅に置きながら旅をすると

また違った世界の見え方になるかもしれませんね。

 

 

そして、みなさん、

セブにいるとタクシーでピューッっていくことの出来る「マゼランクロス」ですが、

こんな事を考えながら見た事がありますか?

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「でっけぇ!」としか思っていなかった人も、こんな歴史を知ってから見たら、また違った感動、感情が生まれるのかもしれません!

 

やばい、世界史おもしろいかも!?

 

まだどんどん面白くなってきますよ!!

 

 

2-2 自由の女神の真実

 

信じるか信じないかは・・・的な雰囲気になってきました。

結論から言うと、自由の女神像はアメリカが作ったものではないそうです。

この事をご存知でしたか?

 

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僕は正直、深く考えた事が全くありませんでした。

典型的な観光地などに対する興味があまり大きくない自分は、

なんの知識もないくせに、自由の女神?別に・・・

といつかの流行語を使い続けてきましたが、

「アメリカが作ったものではない」というMaeTの一言を聞いただけで、

悔しいけどめっちゃ興味を持ってしまいました。

 

 

イギリスとフランスが戦争を繰り返して植民地を奪い合っていた頃、

両国は北アメリカでも植民地を奪い合っていました。

結果、イギリスが勝ちイギリスの植民地になったですが、

この戦争でイギリスはお金がなくなっちゃったそうです。

 

じゃぁ、どうしよう?となったイギリスが、

「そうだ、自分たちの植民地からいっぱい税金とっちゃえ~」となったわけです。

 

そして、超ざっくり言うとですが、

植民地の人たちは「ふざけんなぁ~!」ってなって、

「そんなだったら戦って独立してやる~!」となるわけです。

 

この時のリーダー的な人の名前が「ワシントンさん」。

おぉ、繋がってきた~♫

 

でも植民地のみんな、戦いたいけど、武器がない・・・

 

ここでフランスさん再登場です!

「え?イギリスと戦うの? そしたら応援しますよ!

だって敵の敵は友でしょ!!武器は任せて~!!」

的な展開に。

 

そんなこんなでアメリカのイギリス植民地の人たち、

MaeT曰く「イギリスJr」が勝利を収め、まさにワークショップが行われたこの日、

7/4、アメリカが独立しました。

 

まだまだ繋がっていきます!

 

植民地の人たちが本国を相手に勝利を収め、独立したことに、

貴族が幅を利かせていたフランスの市民も勇気付けられちゃったようで、

市民がもっと権利を得ていくべきだ~!という流れに。

これがフランス革命に繋がっていったのだとか。

 

そんなこんなで、アメリカ独立100周年の記念に、

フランスの人たちが「勇気をくれてありがとう」的に贈ったのが

あの「自由の女神」!!

 

 

やば~!!

まだちゃんとアメリカを旅行した事がないけど、

自由の女神・・・行きたくなってしまった。

 

 

ちなみに、右手には「世界を照らす自由」を意味するたいまつ。

左手にはアメリカ合衆国独立宣言。

頭のトゲトゲは7つの大陸と海を表し、

世界のみんなが自由であるべきだという事を表し、

足元には引きちぎれた鎖、足枷があり、

これは弾圧、抑圧からの解放を意味するそうです。

 

これなんとなく知識としては知っていたけど、

歴史知ってから改めて考えるとめっちゃ興味深くなるじゃねぇか。。。

 

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まだまだ続きます!

 

文章にすると多くなってしまうけど、MaeTは絶妙なテンポで、

周りも巻き込みながらお話ししてくれるので、

時間の経過を忘れてみんなどんどん引き込まれています。

 

 

2-3 世界初の観光地は・・・

 

次のテーマは「世界初の観光地」

 

そんなの考えたことなかった!

どこなのだろう?

 

MaeT がみんなに聞いていきます。

 

一人目「どこやと思う?」 パリ!! 「残念。」

二人目「次、どこだと思う? エジプト!! 「正解!!」

 

正解出るの早っ!!

さすがクロスロードですね。

みんな世界にアンテナ張ってるだけあります!

 

4人目くらいで正解が出るのが理想だったという

MaeTが見せてくれた衝撃的な写真がこちら。

 

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スフィンクスの横に集まる侍の団体!?

 

150~200年くらい前の写真だそうです。

 

調べるとしっかりと「第二次遣欧使節団」とかなんとかでエジプト国王訪問が目的だったようですが、この写真を見るに、完全に観光です!

 

しかも知ってました?

この写真、しっかりと教科書に載っているそうです!!

 

それを聞いたクロスロードの生徒はみんなびっくり!

その反応にMaeTが楽しそうに言った一言が超印象的でした。

 

「はい、みんな勉強してない~、こんなに面白いのに~♫」

 

ほんまやで!!

 

この時、聴いていた世界史に苦手意識があった全員が同じことを感じていたと思います。

 

MaeTみたいな授業してくれたら世界史が好きになってたのに!!

 

 

そして、卒業後世界をまわるMaeTはこんなことも。

 

「スフィンクスとかピラミッドの前で普通に写真撮るのもええけど、

この侍たちと同じ構図で写真撮ったらめっちゃおもろいと思うねん!!」

 

 

超撮りてぇ!!

 

僕は今日から、今いるクロスロードの生徒さんたちが、

MaeTを中心にエジプトで集まって、

この写真のパロディを撮ってくれる日を心待ちにしています!!

 

 

 

そう「ごくせん」の大ファンだった僕は今、

完全にヤンクミよりもMaeT派です! 

 

 

2-4 古代の出勤簿

 

エジプト繋がりで今度は古代の出勤簿の話に。

 

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知ってました?

奴隷が作っていたと言われているピラミッドですが、

奴隷に出勤簿があり、理由によって休みが取れたってこと。

 

出席簿に書かれていた欠席理由は様々で、病気、冠婚葬祭、上司の接待、二日酔いなんかも理由になったとかならなかったとか。

 

 

ちなみにMaeTがめっちゃウケた欠席理由は、

「亡くなった兄をミイラにしないといけないので休みます」だそうです。

 

古代か!?

 

エジプトのピラミッド系の話が二つ続きましたが、

この話を知って訪れるのとそうでないのとでは、絶対に感じ方が全く違いますよね!

 

僕の知っている情報なんて、

スフィンクスの視線の先にケンタッキーがあるらしいということだけでしたからね(笑)

 

  

 

2-5 なんで国境が直線なの?

 

ヨーロッパの国境って山脈とか川とかになっているからそれに沿ってぐにゃぐにゃなのに、アフリカって真っ直ぐな国境が多くない?

 

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これは植民地にしたヨーロッパの国々が、勝手に線を引いたからだそうです。

シャーって引いちゃえば、たしかに支配する側から見れば簡単ですよね。

 

 

「だけど、アフリカってめっちゃ民族いるやん。

 そんな線引かれたら、仲良い同士は引き裂かれて、

  仲悪くても同じ国民になって。

 

  のちのち独立戦争に勝ったりして独立していくねんけど、

  国境って変わらないんですよ。

 

 仲良しは離れ離れ、仲悪い人も同じ国民のまま。

 

 そりゃ、内戦多くなるやろ」

 

 

なんで内戦があるのか。。。

 

危ないから今はいくのやめとこうとか、

ニュースの情報を頼りにそういうことばかり考えていたけど、

なんで内戦が起きるのかなんて、僕は考えたことがなかったです。

 

このことを通してMaeTが伝えてくれたのは、

何も考えずに旅するのではなくて

 

「アフリカの国境を越える時に少しでもこんなことを考えたら、

  いろんな事の捉え方が変わるかもしれない」

 という事でした。

 

 

2-6 下を向いて歩くと命と向き合えるドイツ

 

 

 

ドイツを訪れると、地面の上に文字が刻まれたプレートのようなものが至るところにあるそうです。

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これは「つまづきの石」と呼ばれ、

昔迫害されたユダヤ人の人たちの名前などが刻まれているのだとか。

 

元は一人のアーティストが始めた活動だそうですが、

これはドイツ以外の国でも拡がっていて、

「負の歴史を繰り返さない」ように日頃から意識するためにあるのだとか。

 

ドイツの事はビールやソーセージの事しか思い浮かびませんでしたが、

絶対に下をみて歩かないとなぁと思いました。

 

  

2-7 知ってる?ナヴォイ劇場に刻まれた誇り

 

次にMaeTが見せてくれた写真は。。。

 

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どこだろう?イスラム教のモスクのようなものがあるし、

前回のワークショップ(URL)でNanaちゃんが話してくれたモロッコか。。。

 

これまたさすがのクロスロード。

2人目で正解が飛び出しました。 

 

正解はウズベキスタン!

 

しかし、ウズベキスタンという国があることは知っているものの

全くイメージがわかない。

 

MaeT が見せてくれた写真はウズベキスタンの「サマルカンド」という街だったのですが、ここにMaeTが興味を持った理由はなんと好きだったゲーム「ファイナルファンタジー10」に出てきた「ザナルカンド」という地名と似ていたのがきっかけとか。

「え~、絶対なんか関係あるやん」と。

 

そんなウズベキスタンという国の首都タシケントというところに「ナヴォイ劇場」という地上3階地下11400人収容のオペラハウスがあるのだとか。

 

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写真を見ると、たしかに素敵な劇場です。

でも、この時点で特別行きたいとか興味が湧くようなことはありませんでした。

おそらく聞いていた他のみんなもそうだったのではないかと。

 

しかし、これはあのMaeTが出してきたテーマです。

そのあとにどんな話があるのか、みんなの目はキラッキラ、

耳はMaeT方向にダンボ並みに大きくなっています。

 

「実はなぁ、この劇場は1947年に完成してんねんけど、、、

 

 457人の日本人が作ってん。

 

 じゃぁ、なんで457人もの日本人がいたのか。

 

 そやね、戦争の捕虜やね。

 

(どうして捕虜としてウズベキスタンにいるのか、

それももしっかり説明してくれましたが、長くなるので省略しますね。)

 

 でな、みんなやったらどう思う?

 

 捕虜ってどんな環境で働かされてるんやろう?

 

 最低限の食事で、質素な環境で。。。

 

 私やったら絶対サボってた思うねん。

 

  他の人がやったらええやんって。

 

 みんなやったらどう? 一生懸命働く???

 

 

 ほんでな、いくで、、、

 

 

 1966年にマグニチュード7の大地震があってん。

 

  8万戸が崩壊。大惨事や。

 

 もうわかるな。

 

 

 

 ナヴォイ劇場だけ、唯一残ってん。

 

 それでその時の避難場所にもなってんて。

 

 

 ほんでな、457人の日本人捕虜たちが言っていたことがこれや。」

 

 

 

~後世に日本人の恥を残す訳にはいかない~

 

 

 

もう、聞いているみんなが自然に拍手です。

僕も鳥肌がぶわぁ~って立ちました。

 

 

そして、今このナヴォイ劇場にはその日本人を讃えるプレートが飾ってあり、

そのプレートを設置する際の指示は、

「彼らは恩人だ。間違っても捕虜とは書くな」だったそうです。

 

 

 

「やばいやろ~、言いながらこっちも鳥肌たつわぁ~。

 

  でな、思ってん。

 

  私、ちっちゃいなぁ。自分のことしか考えてへん。

 

 でも、これから旅する上で、日本人全体のこと、

 

  日本人の誇り、彼らみたいな人が残してくれた思いを持って旅したいなと思ってん。

 

 

 これ教科書に載ってないねんで。

 

 絶対載せたほうがええ思わへ~ん?」

 

 

 

 

満場一致でそう思ったのは言うまでもなく、

ほとんどの人がウズベキスタンという国の、

ナヴォイ劇場を見に行きたくなったのではないかと思います。

  

 

 

2-8 あのタージマハルって・・・

 

ほとんどの人が聞いた事があるであろうインドの巨大建造物、タージマハル。

実は当時の王様の奥さんのお墓だったって知ってましたか?

 

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お寺か何かと思っていた人も多く、

これまた知っているかどうかで感じ方が大きく変わります。

 

 

これに関しては、実は僕は知っていて、その上で訪れた事もあります。

 

その後幽閉されてしまった王様が、

幽閉されている部屋からタージマハルを眺めながら奥さんを想っていた事も知っていて、そこからのタージマハルも実際に自分の目で眺め、

自分なりにいろいろと感じる事がありました。

 

もし知らないで見ていたら何が見えていたのだろう。

ただ、「綺麗とか格好良い」だけで通り過ぎていたのかもしれないと思うと

少しゾッとしました。

 

いろいろな歴史やその地にまつわる事実を知って旅をするのと、

何も知らずに旅をする事はこうも違うものなのか。。。

 

これまでどれだけ多くの歴史やstoryを知らないまま世界を見てきたのか・・・

 

個人的に、最後のタージマハルのお話で超実感しました。

 

そして、更に世界をた日する事の魅力に気付かされた気がしました。

 

 

 

 

3 まとめ 知っている事で変わる世界の見え方

 

 

今回のブログめっちゃ長いでしょ(汗)

ごめんなさい。

 

でも、これ実際はほんの1時間15分の内容なんです。

マジでめっちゃ濃かった!!

 

もう濃すぎちゃって、僕の文章力ではこれ以上まとめられませんでした!!

 

 

 

僕もそこそこ旅行をしている方だと思うのですが、

何も調べず、とりあえず行って感じれば良いというタイプでした。

 

それが悪いと思うわけでは全くないし、これからもそういう旅もすると思います。

 

ただ、このワークショップを通して、

様々な歴史を知って旅する事で見えるもの、

感じる事が大きく変わるのだという事をすごくすごく感じさせられました。

 

 

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大げさでなく、クロスロードにいたみんながMaeTファン、

世界史ファンになりました。

 

わかりやすい説明はもちろん、

誰よりも楽しそうに話すその姿に引き込まれ、

聞き手全員の人生に小さくない影響を与えたのではないかと。

 

これを機にもっといろいろな世界を見に行く事を決めた人も少なくなかったはず。

 

何かを好きになり、それを突き詰める事、

そしてそれをシェアする事で、多くの人をHappyにする事ができるのですね。

 

自分の夢や英語を磨いていく事も,

必ず自分を含めた多くの人のHappyに繋がっていくのだと信じています。

 

 

自称世界旅行真っ只中の私ダイスケ、

2016年は「英語を好きになれた」記念すべき年でしたが、

今年は、「昔、部活のための体力回復の時間だと思っていた世界史」が大好きになりそうです。

 

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最後にカリスマ世界史講師 MaeT から締めの一言.

 

 

「是非、これから旅をしていく上で、

 

 見えないけど、確かにそこにあった「人」・「出来事」・「つながり」に

 

 心を寄り添わせてみて下さい。」

 

 

 

起立!気をつけ!礼!!

 

MaeT

 ありがとうございました!!